10.04.18 「機動戦士ガンダム」を今更語る
さて、ドラムと張るくらい俺が好きなものの中に"アニメ"があります。
その中でも、俺を今日のような立派なアニヲタに成長させてくれた、きっかけはまさにガンダムでしょう。
そもそもの出会いは小学☆年生(実年齢ばれますやん!ええけど!ええんかい!!)
友達のお父さんがよく訳もわからず、子供が喜ぶだろうという理由で、2枚入手した映画のチケットは、「逆襲のシャア」でした・・・。
たまたま俺が一緒にいたために、お父さんは自分の分をくれたんです。
田舎の小さな公民館のようなところで見ました。
今思えば、封切りされたばかりのものがそんなところで上映されるはずもなく、全国駆け回った後だったんでしょうねぇ。
このお父さんは、アニヲタとしての俺のお父さんでもあるわけですwww
実は、ガンダム、ガンダムとさんざん言っておきながら、初めて見た映像作品は、ファースト(初代機動戦士ガンダム)ではないんです(´・ω・`)
まぁ、この逆シャアですが、別に気になっていたわけでもなく、当時の記憶はほとんど無いです。
しかし、このとき、確実にアニヲタの種(SEED)が植え付けられていたのでしょう。
その数年後に見事に開花することになろうとは、このとき彼は知るよしもないわけです。
さて、そんなガンダムシリーズですが、果たして、この日本で"ガンダム"という単語を知らないひとがどれだけいるのか!!
というくらい有名なリアルロボットアニメですが、当時としては、非常に斬新な試みがいくつも試されているわけです。
まずは、主人公がオタクでヘタレ。
当時のロボットものアニメといえば、これはもう主人公が超人、神に選ばれし者、超強気、運動神経グンバツ(当時風に)こんなスーパーヒーローでしたが、主人公のアムロは、機械いじりが好きで内向的な(これを一言でオタクといいます。)どこにでもいるような普通の少年なんです。
(まぁ、後半はニュータイプとして覚醒めるため、エスパーのようになりますが。)
この試みは、主人公に自分を重ねる当時の子供たちにはいかにショッキングだったことか。
思えば、ここ10年で新たなアニメの歴史を作ったエヴァンゲリオンの主人公、碇シンジも、カテゴリー的にはこれに当てはまりますよね?
リアリズム。実は、自分を重ねるならこの方がより自然でやりやすいことに気がつく。
だって、自分はスーパーヒーローじゃないから。ただ、それを30年も前にやったんです、ガンダムは。
次に、リアルに戦争を描いた話ということ。
これも、当時のロボットアニメは勧善懲悪であり、悪は必ず、世界を征服する野望をもって、人類に襲いかかります。
その得体の知れない悪に敢然と立ち向かうヒーローと、合体変形する無敵のロボット!!熱血と勢いだけで夢中になったんです、当時は。むしろその方がウケる!
そんな中で、国家というイデオロギーが、悪と正義というわかりやすすぎたルールを崩壊させます。
表面上は、地球連邦が正義、ジオンが悪のような感じですが、そもそも、ジオンは地球を征服したいわけではない。
むしろ、地球圏から独立し、独立国家として、地球連邦軍に挑んだ独立戦争の話なんです。
そうなれば、もう、各々がそれぞれ自分の正義を持っています。
また、戦争難民のために自分たちの物資を譲るジオン兵士の描写や、民間人の家に上がり込み、家の中を荒らし食べ物や酒を強奪する連邦兵士の描写など、どちらが正義なのかわからなくなる描写も多々出てきます。
次に兵器としてのロボット。
ジオンのモビルスーツは、実際の戦車などでも多く使われている配色で、単色。
これは、かたや、戦争するという場面では当たり前のこと。自然に溶け込むようなカラーリングでないと、目立って的にされるわけです。
そんなリアリティーが盛り込まれた中での、シャア専用のあの赤いカラーリングも、"的にされるほど遅くない"という自信が逆に読み取れるわけです。
ただし、連邦軍のモビルスーツは、ガンダムのトリコロールカラーを筆頭に(これが、連邦軍を正義とイメージさせる大きな要因でしょう。また、当時は子供がメインターゲット層なのでそこも視野に入れてのことでしょう)派手なカラーリングが多数存在。
ただし、連邦のモビルスーツはカタい。
マシンガンごときではびくともしない。
大量生産物量作戦のジオンと、プロトタイプの最新鋭モビルスーツでこれに挑む地球連邦。
ここに、少しずつ成長していくアムロと、圧倒的レベルの差を見せつけながらも、徐々に追いつかれていくシャア。そんな中、シャアの本当の目的が見えてくる・・・。
リアル戦争物として、限りなく現実に近い背景に幾重にも織りなされていく思惑、今大人が見ても十二分に楽しめる、そんなヒューマンドラマ。それが、ガンダムです。
ただのアニメじゃありません!!!
俺の独断と偏見による評価★★★★★
今からでも遅くはないです。むしろ、見てない人、人生5/8くらい損してますよ!!!
劇場版3部作DVD-BOX!!アニメ全43話が劇場版3話に濃縮。劇場版追加パートなどもあり、まずはここから!さらに気になったらTV版BOXをGET!!楽天で購入しますた。在庫確認、詳細は画像からサイトにて!
買う価値ありです。コレクター的にはww
さて、ドラムと張るくらい俺が好きなものの中に"アニメ"があります。
その中でも、俺を今日のような立派なアニヲタに成長させてくれた、きっかけはまさにガンダムでしょう。
そもそもの出会いは小学☆年生(実年齢ばれますやん!ええけど!ええんかい!!)
友達のお父さんがよく訳もわからず、子供が喜ぶだろうという理由で、2枚入手した映画のチケットは、「逆襲のシャア」でした・・・。
たまたま俺が一緒にいたために、お父さんは自分の分をくれたんです。
田舎の小さな公民館のようなところで見ました。
今思えば、封切りされたばかりのものがそんなところで上映されるはずもなく、全国駆け回った後だったんでしょうねぇ。
このお父さんは、アニヲタとしての俺のお父さんでもあるわけですwww
実は、ガンダム、ガンダムとさんざん言っておきながら、初めて見た映像作品は、ファースト(初代機動戦士ガンダム)ではないんです(´・ω・`)
まぁ、この逆シャアですが、別に気になっていたわけでもなく、当時の記憶はほとんど無いです。
しかし、このとき、確実にアニヲタの種(SEED)が植え付けられていたのでしょう。
その数年後に見事に開花することになろうとは、このとき彼は知るよしもないわけです。
さて、そんなガンダムシリーズですが、果たして、この日本で"ガンダム"という単語を知らないひとがどれだけいるのか!!
というくらい有名なリアルロボットアニメですが、当時としては、非常に斬新な試みがいくつも試されているわけです。
まずは、主人公がオタクでヘタレ。
当時のロボットものアニメといえば、これはもう主人公が超人、神に選ばれし者、超強気、運動神経グンバツ(当時風に)こんなスーパーヒーローでしたが、主人公のアムロは、機械いじりが好きで内向的な(これを一言でオタクといいます。)どこにでもいるような普通の少年なんです。
(まぁ、後半はニュータイプとして覚醒めるため、エスパーのようになりますが。)
この試みは、主人公に自分を重ねる当時の子供たちにはいかにショッキングだったことか。
思えば、ここ10年で新たなアニメの歴史を作ったエヴァンゲリオンの主人公、碇シンジも、カテゴリー的にはこれに当てはまりますよね?
リアリズム。実は、自分を重ねるならこの方がより自然でやりやすいことに気がつく。
だって、自分はスーパーヒーローじゃないから。ただ、それを30年も前にやったんです、ガンダムは。
次に、リアルに戦争を描いた話ということ。
これも、当時のロボットアニメは勧善懲悪であり、悪は必ず、世界を征服する野望をもって、人類に襲いかかります。
その得体の知れない悪に敢然と立ち向かうヒーローと、合体変形する無敵のロボット!!熱血と勢いだけで夢中になったんです、当時は。むしろその方がウケる!
そんな中で、国家というイデオロギーが、悪と正義というわかりやすすぎたルールを崩壊させます。
表面上は、地球連邦が正義、ジオンが悪のような感じですが、そもそも、ジオンは地球を征服したいわけではない。
むしろ、地球圏から独立し、独立国家として、地球連邦軍に挑んだ独立戦争の話なんです。
そうなれば、もう、各々がそれぞれ自分の正義を持っています。
また、戦争難民のために自分たちの物資を譲るジオン兵士の描写や、民間人の家に上がり込み、家の中を荒らし食べ物や酒を強奪する連邦兵士の描写など、どちらが正義なのかわからなくなる描写も多々出てきます。
次に兵器としてのロボット。
ジオンのモビルスーツは、実際の戦車などでも多く使われている配色で、単色。
これは、かたや、戦争するという場面では当たり前のこと。自然に溶け込むようなカラーリングでないと、目立って的にされるわけです。
そんなリアリティーが盛り込まれた中での、シャア専用のあの赤いカラーリングも、"的にされるほど遅くない"という自信が逆に読み取れるわけです。
ただし、連邦軍のモビルスーツは、ガンダムのトリコロールカラーを筆頭に(これが、連邦軍を正義とイメージさせる大きな要因でしょう。また、当時は子供がメインターゲット層なのでそこも視野に入れてのことでしょう)派手なカラーリングが多数存在。
ただし、連邦のモビルスーツはカタい。
マシンガンごときではびくともしない。
大量生産物量作戦のジオンと、プロトタイプの最新鋭モビルスーツでこれに挑む地球連邦。
ここに、少しずつ成長していくアムロと、圧倒的レベルの差を見せつけながらも、徐々に追いつかれていくシャア。そんな中、シャアの本当の目的が見えてくる・・・。
リアル戦争物として、限りなく現実に近い背景に幾重にも織りなされていく思惑、今大人が見ても十二分に楽しめる、そんなヒューマンドラマ。それが、ガンダムです。
ただのアニメじゃありません!!!
俺の独断と偏見による評価★★★★★
今からでも遅くはないです。むしろ、見てない人、人生5/8くらい損してますよ!!!
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