chackie2,0

7/22、渋谷サイクロンでレモランが再び大地に立った。

メンバー間の音楽ベクトルの相違により、3月をもって活動休止としていたが、もちろん、その間ひたすらアニメを見て寝ていたわけではない。（それは、ただの願望である）

バンドサウンドからデジタルサウンドへの進化。といえば聞こえはいいが、ドラマーにとっては、これは予想を遥かに超えた世界だった。

なんせ、いままでは、「黙って俺についてこい」スタンスだったものが、俺も「ついて行く側」の一人になるわけだから。

俺の合図で始まって、全員が俺のドラムに合わせて演奏するから、俺はある程度のテンポキープだけしておけば、あとはテンションに任せ大暴れしながらフリーダムにやることができた。

少しくらいのテンポの誤差はある。ハシったりモタったりもする。人間ですもの！！

けど、今度はヘッドホンから無機質に刻まれるクリックに常時あわせる演奏である。
普段は基礎練習とレック以外クリックは聞いていなかった。ライブでクリックにあわせるなんてやったことがない。何を聞けばいいのか（俺の音?外音？クリック？）かなり迷って、色々試した結果、
「今はとりあえずクリックに専念」とういうことにした。

その結果、ドラムは安定したが、ヘッドホンが外れるので暴れられない、外で何が起こっておるのか視覚でしか認識できないというデメリットも発生した。ぶっちゃけ、トラブって曲が止まってもすぐにはわからない・・・・かも？？

今後はイヤホンモニター（これがイイんです〈カビラ風に〉）とかも揃えていこうかと思っているわけですが、ちょっとゴツ目のヘッドフォンをしている見た目も案外気に入ってたり・・・。

そんなこんなで迎えた1発目ですが、まずは完成度より、原点に返って「楽しんで」みた。
自分なりに反省点はあったが、完全燃焼しました。

「あ、そうやそうや、ライブってこうゆうことや！！」と、俺自身が再起動したライブでした。
このテンションで続けていければいいかなと。思うわけですよ。

ま、そのあと打ち上げで最終乗り遅れて、いきなりの大雨の中、途中まで歩いて帰る（後から地図見たけど、歩ける距離ちゃいますわ）ハプニングにも恵まれ、ともかく思い出にの頃一日でした。

途中で車拾って帰りましたとさ。