11.09.20 「ふしぎの海のナディア」が名作過ぎる
さてさて、空前絶後の大ブームを巻き起こした「エヴァ」を作ったガイナックスですが、実はその遙か以前にも超絶的な名作を世に送り出しておりました。
当時は下請けの下請けのような感じで、ガイナックスがガツンと前には出ていませんが、さすが庵野さんと貞本さん、安心のクオリティです。
それが、「ふしぎの海のナディア」です。
かなり古い上に、なんと放送していた局がNHK!!しかも、金曜日の7時半という素敵な枠で放送されていた。今では中々考えられない挑戦的な企画でした。
原作はジュール・ヴェルヌの冒険SF小説「海底2万マイル」。ただ、原型とどめてないですけどねw
まず、一言だけ言わせていただければ、今のところ、主人公の「ナディア」を越える女性(2次元でね)には逢っていない。そういわざる終えないほど、素敵すぎるんですよ、ナディアは。
まだ、世の中にツンデレなどという言葉も概念も無かった頃に、しっかりとツンデレを形成しているわけですよ、ナディアは。しかもデレ少なめ。思春期まっただ中の俺は、積極的で感情的、ちょっとがさつで、3次元じゃ見たこともない"ツンデレ"な女の子にがっつりハマったわけです。
言葉を知る前に先に萌えという感情を体感してしまった。そんな、20年以上経った今でも充分見るに堪えうるアニメなんです。
物語の舞台は1889年のパリ。
自分の飛行機を組み上げて空を飛ぶことを夢見る機械いじりが好きな少年ジャンが、パリ万国博覧会のさなか、主人公のナディアと出会うことからはじまる。
自分の故郷や生まれについて何も知らないナディアは、自分と過去を繋ぐ唯一の手がかりである宝石"ブルーウォーター"をたよりに、故郷を目指し旅立つ。
やがて、ネモ船長が駆る船艦ノーチラスと悪の組織ネオアトランティスとの戦いに巻き込まれていき、ネオアトランテキスの首領ガーゴイルの恐ろしい野望と、ナディアの出生の秘密を知ることとなる...。
とまぁ、こんなストーリーなのですが、見所は盛りだくさんです。
まず、ナディア。これはもう見てください。歴代TOP5には入ります。
また、時代設定が1800年代にもかかわらず、現在の科学技術をも超越したオーバーテクノロジーが随所に登場するのも、このナディアの魅力のひとつ。
ネモ船長が駆る万能船艦ノーチラスや、ネオアトランティスの兵器など、古代アトランティス人の残したオーパーツにメカ萌えしてください。
この「ふしぎの海のナディア」は、後に空前絶後の大ヒットをたたき出す「エヴァ」に非常に重なる設定や世界観が多く、エヴァの骨格のようなモノが登場したり、劇中に起こる現象が「セカンドインパクト」と酷似していたりなど、庵野監督の中に生まれつつあったエヴァの構想を垣間見ることが出来る。
公式なモノではないようだが、実際この「ふしぎの海のナディア」は「エヴァ」のセカンドインパクトに至る話であり、その後「エヴァ」を経て、これもガイナックスの名作「トップをねらえ!」に続く同一時間軸上の話であるという説もあります。
話数も全39話(3クール)で、中々見応え充分です。
全て見終わった頃には、間違いなく好きなアニメキャラ女子ベスト5にナディアが入っていること、
お持ちのMP3プレーヤーに主題歌「ブルーウォーター」が入っていることでしょう。
俺的評価 ★★★★★ (殿堂入りです。ガイナックス万歳)
さてさて、空前絶後の大ブームを巻き起こした「エヴァ」を作ったガイナックスですが、実はその遙か以前にも超絶的な名作を世に送り出しておりました。
当時は下請けの下請けのような感じで、ガイナックスがガツンと前には出ていませんが、さすが庵野さんと貞本さん、安心のクオリティです。
それが、「ふしぎの海のナディア」です。
かなり古い上に、なんと放送していた局がNHK!!しかも、金曜日の7時半という素敵な枠で放送されていた。今では中々考えられない挑戦的な企画でした。
原作はジュール・ヴェルヌの冒険SF小説「海底2万マイル」。ただ、原型とどめてないですけどねw
まず、一言だけ言わせていただければ、今のところ、主人公の「ナディア」を越える女性(2次元でね)には逢っていない。そういわざる終えないほど、素敵すぎるんですよ、ナディアは。
まだ、世の中にツンデレなどという言葉も概念も無かった頃に、しっかりとツンデレを形成しているわけですよ、ナディアは。しかもデレ少なめ。思春期まっただ中の俺は、積極的で感情的、ちょっとがさつで、3次元じゃ見たこともない"ツンデレ"な女の子にがっつりハマったわけです。
言葉を知る前に先に萌えという感情を体感してしまった。そんな、20年以上経った今でも充分見るに堪えうるアニメなんです。
物語の舞台は1889年のパリ。
自分の飛行機を組み上げて空を飛ぶことを夢見る機械いじりが好きな少年ジャンが、パリ万国博覧会のさなか、主人公のナディアと出会うことからはじまる。
自分の故郷や生まれについて何も知らないナディアは、自分と過去を繋ぐ唯一の手がかりである宝石"ブルーウォーター"をたよりに、故郷を目指し旅立つ。
やがて、ネモ船長が駆る船艦ノーチラスと悪の組織ネオアトランティスとの戦いに巻き込まれていき、ネオアトランテキスの首領ガーゴイルの恐ろしい野望と、ナディアの出生の秘密を知ることとなる...。
とまぁ、こんなストーリーなのですが、見所は盛りだくさんです。
まず、ナディア。これはもう見てください。歴代TOP5には入ります。
また、時代設定が1800年代にもかかわらず、現在の科学技術をも超越したオーバーテクノロジーが随所に登場するのも、このナディアの魅力のひとつ。
ネモ船長が駆る万能船艦ノーチラスや、ネオアトランティスの兵器など、古代アトランティス人の残したオーパーツにメカ萌えしてください。
この「ふしぎの海のナディア」は、後に空前絶後の大ヒットをたたき出す「エヴァ」に非常に重なる設定や世界観が多く、エヴァの骨格のようなモノが登場したり、劇中に起こる現象が「セカンドインパクト」と酷似していたりなど、庵野監督の中に生まれつつあったエヴァの構想を垣間見ることが出来る。
公式なモノではないようだが、実際この「ふしぎの海のナディア」は「エヴァ」のセカンドインパクトに至る話であり、その後「エヴァ」を経て、これもガイナックスの名作「トップをねらえ!」に続く同一時間軸上の話であるという説もあります。
話数も全39話(3クール)で、中々見応え充分です。
全て見終わった頃には、間違いなく好きなアニメキャラ女子ベスト5にナディアが入っていること、
お持ちのMP3プレーヤーに主題歌「ブルーウォーター」が入っていることでしょう。
俺的評価 ★★★★★ (殿堂入りです。ガイナックス万歳)